コロナ禍の外出自粛によりおうち時間が増えたのではないでしょうか?
今でも、映画館やゲームセンター等、人が集まりやすい場所に行くのは躊躇われると思います。
それでも、やはり大迫力で映画が見たい、ゲームがしたい…
そんなとき、自宅のテレビやモニターを手軽に高音質にしてくれるのが「サウンドバー」です。(シアターバーとも呼ばれます)
私もサウンドバーを使い始めて1年以上たったので、使用感をレビューします。
サウンドバーの良いところ
- 設置が手軽
本格的なホームシアターを設置する場合、アンプとスピーカーを設置する必要があります。
設置にはそこそこなスペースが必要な上に、配線も必要になります。
そんな時サウンドバーであれば、テレビ前のスペースや上(壁掛け)のスペースに設置でき、配線も電源ケーブルとHDMIケーブルの2本のみとかなりシンプルです。 - (本格ホームシアターと比べて)導入コストが安い
本格ホームシアターでアンプやスピーカーを安く抑えようとした場合に、安いアンプでは出力ワット数が低め、安めのスピーカーでは口径が小さくなりがちです。
そういった組み合わせでは、出力が弱いため迫力が出ない、音量を出そうとして音が割れる等、結果的に不満が残る形になってしまいます。
さらに、スピーカースタンドやスピーカーケーブル等にも出費が嵩みます。
それが、サウンドバーでは既に最適な組み合わせとなっているため、上記のようなことが起こりません。
サウンドバー一つ買うだけで良いので、予算も決めやすいと思います。 - ストリーミングメディアデバイスとの組み合わせられる
HDMI入力がついており、GoogleCastやAmazonFire、AppleTVなどのストリーミングメディアデバイスの音源も高音質化できます。
AmazonPrimeの映画を迫力のある音で楽しむ、といった使い方もできます。
また、サウンドバー自体がBluetooth通信できるものもあり、単体で音楽を流すなどもできます。
サウンドバーの悪いところ
- そこそこ広めのテレビ台が必要
サウンドバーはテレビの前や上に設置するため、その空間が必要になります。
場合によってはテレビ台のサイズが短すぎ、サウンドバーがはみ出してしまう場合もあります。
購入する前に、置き場が十分にあるかご確認下さい。 - ARC対応テレビでないと接続がやや複雑
ARCはHDMIケーブルによる通信機能になりますが、安いテレビや古いテレビでは付いていないものもあります。
その場合、HDMI1本だけでは音が出せず、テレビのジャックを接続する等が必要になります。
導入をご検討の方は、ご使用のテレビがARC対応かお調べください。 - (本格ホームシアターと比べて)拡張性が低い
最初からセットになっている組み合わせでしか使えない機種が多いです。
アンプのように、ウーファーを追加する、リアスピーカーを追加するといったことはできません。
オススメ機種
音の好みがあるので、一度販売店で音のご確認いただきたいですが、筆者のオススメをご紹介します。
低予算で導入したい!
→Denon DHT-S217(サムネイル機種の新型です)
音響機器を手掛けるDenonが出したシアターバーです。
音の傾向としては温かみのある音質で、映画はもちろんのこと音楽にも使える万能機です。
Pureモードが優秀で、癖のない音が出せるのも特徴です。
Nightモードでは、別の部屋に響きやすい重低音がカットされます。
デノン DENON サウンドバー DENON[フロント・バー/Bluetooth対応] DHT-S216K ブラック 価格:19,990円 |
予算は十分あるので多チャンネル化したい!
→Denon Home Sound Bar 550+Denon Home 150/Denon Home 250
こちらは視聴のみですが、音も機能もDHT-S216の上位互換となります。
低音の迫力が更に増し、表現力がかなり高まっているように感じました。
こちらはネットワークスピーカー「Denon Home 150/250」と連携でき、リアスピーカー等多チャンネル化することもできます。
筆者も、資金に余裕があればこちらを導入したいところです…。
当然ですが、音質には好みがあり、BoseやSonyの音が好きな方も当然いらっしゃると思います。
※個人的には、Boseは高音が弱い、Panasonic,Sonyは高音が少々強い(シャッキリしすぎ)な印象でした。JBLはDenonと似た傾向と感じました。
今回は万人受けしやすいと思われる製品を選びましたが、ピッタリな製品に出会うために、ぜひ一度店頭で視聴してみてください!
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