発売当初、売り切れ続出で入手困難だったバーミキュラですが、最近はアマゾン等でも購入できるようになっています。
私は早めに入手できたので、自炊でいろいろな料理に挑戦してみました。
使い始めて1年程経過したので、そこで気付いた良いところ/イマイチなところをご紹介します。
この記事はこんな方にオススメ
- バーミキュラフライパンの使い心地を知りたい方
そもそもバーミキュラフライパンってどんなもの?
バーミキュラフライパンは、ホーロー加工を施した鉄のフライパンです。
鉄鍋は蓄熱性が良く高温調理に向いていますが、空気中の酸素で錆びてしまいます。
そこにガラス質のコーティング(ホーロー加工)を施すことにより、錆びなくしたものがバーミキュラフライパンです。
鉄鍋の蓄熱性を持ちつつ、お手入れのしやすさを兼ね備えています。
良いところ
- 洗剤で洗えて衛生的
鉄鍋は油を定着させるために、基本的に洗剤で洗いません。
そして洗剤を使った場合は錆防止をする必要があり、油を塗っておかなければいけません。
フライパンを重ねて仕舞えない、油によりほこりが付着しやすい、塗った油が酸化してしまう等、不満に思うことが多くありました。
それが、バーミキュラフライパンはホーロー加工により錆びないので、他フライパンと同じように扱えます。 - 鉄鍋同様の高火力調理ができる
テフロンフライパンは焦げ付かないので手軽に扱えますが、高温になるとテフロンが痛みます。
特に炒め物をする際、テフロンのフライパンでは火を通すために時間がかかり、水分が出てしまうように感じます。
野菜炒めやチャーハン等、強火かつ短時間で炒める料理は、バーミキュラフライパンで作ると違いが出ました。 - 焦げ落としも簡単
テフロン加工と違うので焦げ付く場合がありますが、簡単に入手できるもので焦げ落としできます。
重曹・洗剤・酢の3つを水に溶かして火にかけるだけで、焦げ付きや油のこびり付きは取れます。
フライパンを清潔に保つのも難しくないです。
イマイチなところ
- 鉄鍋より火加減が難しい
鉄鍋とバーミキュラフライパンを使い比べてみましたが、コツをつかむまでは鉄鍋に比べて張り付きやすいです。
油が足りない、余熱が足りない、温度差の大きい(冷凍のまま加熱等)場合、張り付きやすい印象があります。
慣れてしまえばこびり付きも無くなりますし、公式Youtubeにて使い方のコツやレシピが公開されているので、とても参考にできます。 - 鉄鍋より繊細
鉄鍋のように金属タワシでゴシゴシしてしまうと、ホーロー加工が削れてしまいます。
表面を削るような洗い方はできないので、焦げ付きは重曹・洗剤・酢で落とす必要があります。
※どんな焦げ付きでも、今のところ上記で落ちるので問題無いです。
使い方のコツ
バーミキュラフライパンを使っていて、焦げ付いてしまった、よくこびり付く等悩んでいる方もいらっしゃると思います。
色々試してみたところ、余熱が甘いとこびり付くことに気付きました。
悩んでいる方は、下記を試してみて下さい。
- 余熱時間を長めにとってみる
鉄フライパンは熱に強いので、多少火を入れすぎても大丈夫です。思い切って加熱してみましょう。
(余熱後に水滴をを垂らしてみて、水玉が跳ねるぐらいなら余熱OKです) - 食材を常温に戻しておく
食材との温度差が大きすぎるときにも、こびり付きやすいと感じました。
冷蔵庫から出したての食材、冷凍の食材は熱が伝わる前にくっついてしまうので、あらかじめ常温に戻しておきましょう。
最後に
洗剤で洗えないことやメンテナンスの大変さから、鉄フライパンを避けてきた方も多いのではないでしょうか。
そんな鉄フライパンのイマイチな部分を解消してくれるのが、バーミキュラフライパンだと思います。
現在ではサイズ展開が増え、20cm/24cm深型/26cm/28cmのバリエーション展開があります。
少々お高めではありますが、一生モノのフライパンになると思いますので、ぜひ使ってみて下さい!
(各サイズに専用蓋があり、かなり精度が良いです。ぜひセットでお買い求めください。)
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